YUKO・ゆうこ
[ マネージャー ]
世界各地の皆さんと繋がりが持てることが素敵だなと思います
2012年4月、当時小4だった息子のクラスに転校生が来ました。多くの家族が市外へ転出し続けたその時期、まだ仮設校舎にバスで通う渡波地区に転校生が来ることは、私にとって信じられないことでした。 その転校生家族が高本ファミリーであり、私とスーさんとの出会いでした。 子供達が友達になるのと同時に、私達もママ友になることに時間はかかりませんでした。
ある日のティータイム、彼女が壊れた陶器からアクセサリーを作る社会的なビジネスを始めたいという考えを持っているということを聞きました。自分自身、それまで勤めていた会社はなくなり、また働ける時間も限りある中での選択で仕事をしていた為、この地のニーズに対応した彼女の考えに賛同しました。サンプルづくりだけ手伝うとの約束で始まったアクセサリーづくり。現在ではNozomi Projectのマネージャとして勤めています。インテリアデザインが趣味の私。インテリア小物を見よう見まねで作っていたことが、まさかこんなことに役に立つなんで、考えもしませんでした。
この仕事で面白いと思うことは、チームで1つのものを作り上げるということ。スタッフ各々、得意とするものは違います。限られた時間の中で、1人で作ることには限りがあります。でも異なる才能を持ち合わせた女性たちがチームで作ることによって、可能性が大きく広がったのです。 また、世界各地の皆さんと繋がりが持てることが素敵だなと思います。Nozomiアクセサリーを通して繋がった方々、世界中から来た多くのボランティアの方々、この5年間多くの出会いがありました。米軍基地や海外でのイベント販売で直接お客様と笑顔でお話しできるのも好きなことの1つです。